[ヘルシンキ 5日 ロイター] - スウェーデンが本拠のトラックメーカー、ABボルボは5日、ロシアでの事業縮小を決定し従業員の一部解雇を始めたと発表した。ただ、完全撤退の決定はまだしておらず、モスクワ近くのカルーガ工場は遊休状態が続くという。
同社は2月に、ロシアでの販売とサービスと生産のすべてを一時停止としていた。現在は現地幹部が解雇の対象人数を算定中だという。
カルーガ工場の従業員数は600人で、年生産能力は1万5000台。昨年の同社全体の売上高に占めるロシア事業のシェアは約3%だった。
*写真を差し替えました。