[イモラ(イタリア) 25日 ロイター] - 自動車レースF1、メルセデスのトト・ウォルフ代表は、通算7回の個人総合優勝を誇るルイス・ハミルトン(英国)を守ることを約束した。
ハミルトンは24日に行われた今季第4戦、エミリアロマーニャ・グランプリ(GP)決勝では13位でフィニッシュ。優勝した昨季の個人総合王者マックス・フェルスタッペン(オランダ、レッドブル)には周回遅れにされた。
チームメートのジョージ・ラッセル(英国)が4位に入ったこともあり、ハミルトンの不振だけでなく、車のパフォーマンスも疑問視されている。
ウォルフ代表はハミルトンについて報道陣に対し、「彼を守らなければならない。彼が低調というわけではない」とし、「車のパフォーマンスが低調だ」とコメント。「彼は世界最高のドライバーだが、結果を出すために必要なマシンを提供されていない」と述べた。
ハミルトンは個人総合優勝争いでは7位。首位シャルル・ルクレール(モナコ、フェラーリ)に早くも58ポイント差をつけられている。