[北京 22日 ロイター] - 中国国防省は22日、オーストラリアの首都キャンベラで豪中の防衛当局者が同日協議したと発表、相互理解がさらに深まったと述べた。
両国軍の安定した関係を発展させる上で有益だったとしている。
2019年以来初の公式協議となった。
豪国防省は「(協議は)プロフェッショナルな雰囲気で行われ、双方が地域の安全保障問題について意見交換した」と表明した。
両国は関係改善に動いているが、米英豪首脳は先週、3カ国の安全保障枠組み「AUKUS(オーカス)」の下で、オーストラリアに次世代原子力潜水艦を提供する計画の詳細を発表。
中国外務省報道官は、米英豪が国際社会の懸念を無視して身勝手な地政学上の利益を追求しており、危険な道をさらに進んでいると批判した。