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米家計債務、第3四半期は1.3%増 クレジットカード債務残が増加

発行済 2023-11-08 02:59
更新済 2023-11-08 03:00

Michael S. Derby

[ニューヨーク 7日 ロイター] - 米ニューヨーク(NY)連銀が7日発表した第3・四半期の家計債務・信用統計によると、米国内の家計債務は1.3%増の17兆2900億ドルに達した。クレジットカードの債務残高が4.7%増の1兆0800億ドルとなった。

NY連銀のエコノミスト、ドンフン・リー氏はプレスリリースで、「クレジットカードの残高は第3・四半期に大きく急増し、力強い個人消費や実質国内総生産(GDP)の伸びと整合した」と述べた。

米商務省が10月26日に発表した2023年第3・四半期の実質GDP速報値は年率換算で前期比4.9%増と、21年第4・四半期以来約2年ぶりの高い伸びとなった。

学生ローン残高は300億ドル増の1兆6000億ドルだった。

住宅ローンの新規組成額は3860億ドル。住宅ローン残高全体では1260億ドル増の12兆1400億ドルだった。

自動車ローン残高は130億ドル増の1兆6000億ドル。「2011年以来の増加基調が継続している」という。

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