15日、ビットコインは過去7日間で36%以上の上昇を見せている。市場心理回復により他の主要な仮想通貨も上げ相場となっている。
日本時間午後5時4分までに、ビットコインは5.56%安の7869.3ドルで取引されている。前日には今年最高値の8306.8ドルに到達していた。
先週からビットコインは上昇を続けてきた。
イーサリアムは4.83%高の225.27ドル、XRPは6.52%高の0.41916ドル、ライトコインは1.52%安の91.936ドルを付けている。
仮想通貨市場全体の時価総額は前日の2344億ドルから2444億ドルまで上昇。
5月14日にブルームバーグが報じたところでは、フランス中央銀行がステーブルコインを有望視しているという。
ビルロワドガロー総裁は、フランス中央銀行がトークン証券、商品、およびサービスと交換可能なステーブルコインのネットワークの拡大を「非常に関心を持って観察」していると述べたという。
ビルロワドガロー総裁はステーブルコインについて、ビットコインのような投機的資産とは異なり、より有望視されていると指摘。
ステーブルコインとは、法定通貨と同様に一定の価値を持った仮想通貨である。
フェイスブック(NASDAQ:FB)もステーブルコインに注目している。フェイスブックは、ステーブルコインを用いた決算ネットワークに向け、「Libra(リブラ)」の商標登録の権利を獲得した。
15日、フェイスブックが米大手仮想通貨取引所コインベースでコンプライアンス関連の勤務経験がある専門家を新たに二名採用したと報じられた。
加えて、以前ペイパルに勤務していたスタッフも雇用する予定だという。