■NY株式:ダウは8ドル安、大型買収を好感するも原油安が重し
NYダウ ナスダック
終値 :17492.93 終値 :4765.78
前日比:-8.01 前日比:-3.78
始値 :17507.04 始値 :4771.57
高値 :17550.70 高値 :4792.64
安値 :17480.05 安値 :4763.91
23日の米国株式相場は下落。
ダウ平均は8.01ドル安の17492.93、ナスダックは3.78ポイント安の4765.78で取引を終了した。
原油価格の下落を受けて売りが先行。
本日は主要経済指標の発表が予定されておらず、原油相場に従ってもみ合う展開となった。
ドイツの化学大手バイエルから種子メーカーのモンサント(MON)が買収提案を受けたことで、素材セクターに買いが広がったものの、引けにかけて上げ幅を縮小し、下落に転じた。
セクター別では、素材やテクノロジー・ハード・機器が上昇する一方で公益事業や食品・生活必需品小売が下落した。
メディアのトリビューン・パブリッシング(TPUB)はニュース・情報会社のガネット(GCI)による買収提案を拒否し、大幅下落。
製薬のバリアント・ファーマシューティカルズ(VRX)は上級役員の辞職が報じられ、上昇。
航空機メーカーのボーイング(BA)はベトナムの格安航空会社であるベトジェットと113億ドルの受注契約を締結し、買われた。
携帯端末のアップル(AAPL)は、部品メーカーに対して年内に7200万~7800万台の次期iPhoneの生産計画を示したとの報道を受け上昇。
セントルイス連銀総裁は英国の欧州連合(EU)離脱に対する国民投票の結果が6月の連邦公開市場委員会(FOMC)での利上げ判断に影響を与えることはないとの見方を示した。
Horiko Capital Management LLC ■NY為替:ドル・円は109円24銭、低調な米国の製造業PMIを嫌気、ドル反落 23日のニューヨーク外為市場でドル・円は、109円57銭から109円11銭へ下落し109円24銭で引けた。
日本の貿易黒字幅が6年ぶりの高水準に達したため、日銀による追加緩和観測が後退。
また、先週末開催のG7財務相・中銀総裁会議では、日米で為替に関する見解が分かれ、介入警戒感も後退したことから、円売りが一段落した。
一方、米国の5月製造業PMI速報値が予想外に悪化し、2009年来の低水準に落ち込んだことを嫌気し、ドル売りに拍車がかかった。
ユーロ・ドルは、1.1188ドルへ下落後、1.1231ドルまで上昇し1.1220ドルで引けた。
予想を下回ったユーロ圏5月製造業PMI、サービス業PMI速報値を嫌ったユーロ売りが優勢となった。
ユーロ・円は、122円79銭から122円39銭へ下落した。
ポンド・ドルは、1.4493ドルから1.4443ドルへ下落した。
英国財務省が英国の欧州連合(EU)離脱に関するレポートを発表し、悲観的な内容を受けてポンド売りが強まった。
ドル・スイスは、0.9924フランへ上昇後、0.9886フランへ反落した。
■NY原油:続落で48.08ドル、カナダ、仏、イランに絡む需要思惑で売り NY原油は続落(NYMEX原油7月限終値:48.08↓0.33)。
この日から取引の中心となった7月限は、47.40ドルを安値に、いったん48.27ドルまで上昇した。
カナダのオイルサンド生産が再開されるとの観測や、フランスの製油所でのストライキなどを材料に、原油の売りが先行したもよう。
また、イランの国営石油公社代表が、石油生産が制裁前の水準に戻るのは今年後半になるとして、原油増産と輸出拡大のプログラムを継続すると明言したことも売り圧力になった。
ただ引けにかけては、米株高、ドル安を受けて買い戻しになり、下落幅が縮小した。
■主要米国企業の終値 銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率) バンクオブアメリカ(BAC) 14.48ドル -0.040ドル(-0.28%) モルガン・スタンレー(MS) 26.83ドル +0.060ドル(+0.22%) ゴールドマン・サックス(GS)155.45ドル +0.940ドル(+0.61%) インテル(INTC) 30.23ドル +0.080ドル(+0.27%) アップル(AAPL) 96.43ドル +1.210ドル(+1.27%) アルファベット(GOOG) 717.24ドル -4.470ドル(-0.62%) フェイスブック(FB) 115.97ドル -1.380ドル(-1.18%) キャタピラー(CAT) 70.40ドル +0.530ドル(+0.76%) アルコア(AA) 9.29ドル +0.175ドル(+1.92%) ウォルマート(WMT) 69.53ドル -0.330ドル(-0.47%) スプリント(S) 3.58ドル -0.005ドル(-0.14%)
ダウ平均は8.01ドル安の17492.93、ナスダックは3.78ポイント安の4765.78で取引を終了した。
原油価格の下落を受けて売りが先行。
本日は主要経済指標の発表が予定されておらず、原油相場に従ってもみ合う展開となった。
ドイツの化学大手バイエルから種子メーカーのモンサント(MON)が買収提案を受けたことで、素材セクターに買いが広がったものの、引けにかけて上げ幅を縮小し、下落に転じた。
セクター別では、素材やテクノロジー・ハード・機器が上昇する一方で公益事業や食品・生活必需品小売が下落した。
メディアのトリビューン・パブリッシング(TPUB)はニュース・情報会社のガネット(GCI)による買収提案を拒否し、大幅下落。
製薬のバリアント・ファーマシューティカルズ(VRX)は上級役員の辞職が報じられ、上昇。
航空機メーカーのボーイング(BA)はベトナムの格安航空会社であるベトジェットと113億ドルの受注契約を締結し、買われた。
携帯端末のアップル(AAPL)は、部品メーカーに対して年内に7200万~7800万台の次期iPhoneの生産計画を示したとの報道を受け上昇。
セントルイス連銀総裁は英国の欧州連合(EU)離脱に対する国民投票の結果が6月の連邦公開市場委員会(FOMC)での利上げ判断に影響を与えることはないとの見方を示した。
Horiko Capital Management LLC ■NY為替:ドル・円は109円24銭、低調な米国の製造業PMIを嫌気、ドル反落 23日のニューヨーク外為市場でドル・円は、109円57銭から109円11銭へ下落し109円24銭で引けた。
日本の貿易黒字幅が6年ぶりの高水準に達したため、日銀による追加緩和観測が後退。
また、先週末開催のG7財務相・中銀総裁会議では、日米で為替に関する見解が分かれ、介入警戒感も後退したことから、円売りが一段落した。
一方、米国の5月製造業PMI速報値が予想外に悪化し、2009年来の低水準に落ち込んだことを嫌気し、ドル売りに拍車がかかった。
ユーロ・ドルは、1.1188ドルへ下落後、1.1231ドルまで上昇し1.1220ドルで引けた。
予想を下回ったユーロ圏5月製造業PMI、サービス業PMI速報値を嫌ったユーロ売りが優勢となった。
ユーロ・円は、122円79銭から122円39銭へ下落した。
ポンド・ドルは、1.4493ドルから1.4443ドルへ下落した。
英国財務省が英国の欧州連合(EU)離脱に関するレポートを発表し、悲観的な内容を受けてポンド売りが強まった。
ドル・スイスは、0.9924フランへ上昇後、0.9886フランへ反落した。
■NY原油:続落で48.08ドル、カナダ、仏、イランに絡む需要思惑で売り NY原油は続落(NYMEX原油7月限終値:48.08↓0.33)。
この日から取引の中心となった7月限は、47.40ドルを安値に、いったん48.27ドルまで上昇した。
カナダのオイルサンド生産が再開されるとの観測や、フランスの製油所でのストライキなどを材料に、原油の売りが先行したもよう。
また、イランの国営石油公社代表が、石油生産が制裁前の水準に戻るのは今年後半になるとして、原油増産と輸出拡大のプログラムを継続すると明言したことも売り圧力になった。
ただ引けにかけては、米株高、ドル安を受けて買い戻しになり、下落幅が縮小した。
■主要米国企業の終値 銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率) バンクオブアメリカ(BAC) 14.48ドル -0.040ドル(-0.28%) モルガン・スタンレー(MS) 26.83ドル +0.060ドル(+0.22%) ゴールドマン・サックス(GS)155.45ドル +0.940ドル(+0.61%) インテル(INTC) 30.23ドル +0.080ドル(+0.27%) アップル(AAPL) 96.43ドル +1.210ドル(+1.27%) アルファベット(GOOG) 717.24ドル -4.470ドル(-0.62%) フェイスブック(FB) 115.97ドル -1.380ドル(-1.18%) キャタピラー(CAT) 70.40ドル +0.530ドル(+0.76%) アルコア(AA) 9.29ドル +0.175ドル(+1.92%) ウォルマート(WMT) 69.53ドル -0.330ドル(-0.47%) スプリント(S) 3.58ドル -0.005ドル(-0.14%)