ブラックフライデーセール!大割引をInvestingProで最大60%割引開催中

NY外為市場=ドル小幅安、12月以降の米利上げペース減速巡る観測で

発行済 2022-11-02 06:12
更新済 2022-11-02 06:18
© Reuters. ニューヨーク外為市場では、ドルが主要通貨に対し小幅安。2011年1月、ワルシャワで撮影(2022年 ロイター/Kacper Pempel/File Photo)

[ニューヨーク 1日 ロイター] - ニューヨーク外為市場では、ドルが主要通貨に対し小幅安。米連邦準備理事会(FRB)が今週の連邦公開市場委員会(FOMC)で、利上げ効果を見極めるために今後の引き締めペースを減速させるシグナルを発するという観測が台頭している。

1━2日開催のFOMCでは、FRBが政策金利を4回連続で0.75%ポイント引き上げることがほぼ確実視されている。半面、金融市場が織り込む12月の0.50%ポイント利上げの確率は57%。ただ、先週末時点の約70%からは低下している。

シリコンバレー銀行のFXリスクアドバイザリー責任者、アイバン・アセンシオ氏は、今週のFOMC後に発表される声明に「次回会合で利上げペースを落とす可能性を示唆するような文言の変化があることを見込む楽観論もある」と述べた。

イングランド銀行(英中央銀行、BOE)も3日の政策委員会で0.75%ポイント利上げ、12月に0.50%ポイント利上げを実施することが予想されている。

終盤の取引で、ドル/円は0.4%安の148.20円。

ポンド/ドルは0.1%高の1.1479ドル。

ユーロは0.9878ドルに小幅下落した。

主要通貨に対するドル指数は小幅安の111.49。

© Reuters. ニューヨーク外為市場では、ドルが主要通貨に対し小幅安。2011年1月、ワルシャワで撮影(2022年 ロイター/Kacper Pempel/File Photo)

市場心理の改善を反映し、ニュージーランドドルは0.5%高の0.5840米ドル。

豪ドルはほぼ変わらずの0.6397米ドル。 オーストラリア準備銀行(中央銀行)が1日、第3・四半期の消費者物価指数(CPI)が32年ぶりの高水準となったにも関わらず、0.25%ポイントの利上げに踏み切ったことを受け、豪ドルは下落していた。

上海外国為替市場で人民元は対ドルで約15年ぶりの安値を付けたものの、その後下げ幅を縮小。ドルはオフショア人民元に対し0.5%安の7.3033元。

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます