■前12月期末配当を従来予想の50円から一挙に125円に
日本セラミック<6929>(東証プライム)は2月6日、大きく出直って始まったあともジリ高となり、午前9時30分にかけては7%高の2651円(176円高)まで上げ、約1か月半ぶりに2600円台を回復している。3日の15時に発表した2022年12月期の連結決算が当期純利益78.3%増加し4期ぶりに最高更新など好調で、配当(12月期末のみ)を従来の50円予想から一挙に125円の予定と大幅に増配し、今期予想も100円とし、好感されている。
22年12月期の連結決算は売上高が前期比8.9%増加し、営業利益は同23.6%増加した。配当は、「業績が堅調に推移したことと、株主の皆様のご支援にお応えするべく」、特別配当を1株当たり75円とし、あわせて125円の予定とした。今期・23年12月期の連結業績予想は売上高を6.6%増、営業利益を14.9%増の見込みとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)