16日大引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり151銘柄、値下がり64銘柄、変わらず10銘柄となった。 日経平均は5日ぶりに反発。
15日の米国市場では、主力ハイテク株に再び売りが広がったほか、原油価格の低下でエネルギー関連も軟調推移となった。
ただし、シカゴ日経225先物清算値は大阪比60円高の19870円だったほか、日経平均は週初から4日続落となるなか、自律反発の流れとなった。
また、日銀の金融政策決定会合については、現状維持となったが、日銀黒田総裁会見への期待感もあってか、後場寄り付き直後には節目の2万円を回復する場面もみられた。
ただ、週末要因もあって上値追いは慎重であり、大引けにかけては上げ幅を縮めていた。
大引けに日経平均は前日比111.44円高の19943.26円となった。
東証1部の売買高は22億8556万株、売買代金は3兆1900億円だった。
業種別では、海運、証券、情報通信、精密機器が堅調。
半面、電力ガス、水産農林、小売、鉄鋼、建設が小安い。
値上がり寄与トップはソフトバンクG (T:9984)となり、1銘柄で日経平均を約29円押し上げた。
5日ぶりに反発し、2.9％高で取引を終えている。
このところ米ハイテク株安を背景に利益確定売りが優勢だったが、25日線水準まで調整が進んだことで押し目買いが入ったようだ。
一方、値下がり寄与トップは東エレク (T:8035)、同2位は日本ハム (T:2282)となった。
15日の米国市場ではハイテク株が再び売られ、東エレクなどにこうした流れが波及したようだ。
*15:00現在
日経平均株価 19943.26(+111.44)
値上がり銘柄数 151(寄与度+142.90)
値下がり銘柄数 64(寄与度-31.46)
変わらず銘柄数 10
○値上がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
(T:9984) ソフトバンクG 9115 258 +29.43
(T:9433) KDDI 3054 49 +11.18
(T:6367) ダイキン 11205 230 +8.74
(T:9983) ファーストリテイ 36850 150 +5.70
(T:4911) 資生堂 3981 113 +4.30
(T:6971) 京セラ 6461 54 +4.11
(T:4507) 塩野義 6158 91 +3.46
(T:8028) ユニー・F 6700 80 +3.04
(T:7733) オリンパス 4010 80 +3.04
(T:9613) NTTデータ 6160 70 +2.66
(T:5214) 日電硝 792 40 +2.28
(T:6305) 日立建 2672 59 +2.24
(T:1963) 日揮 1789 54 +2.05
(T:7951) ヤマハ 3600 50 +1.90
(T:7267) ホンダ 3077 20 +1.52
(T:4151) 協和キリン 2057 37 +1.41
(T:6471) 日精工 1382 37 +1.41
(T:6479) ミネベアミツミ 1842 36 +1.37
(T:6988) 日東電 8917 34 +1.29
(T:6752) パナソニック 1485 33 +1.25
○値下がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
(T:8035) 東エレク 15765 -170 -6.46
(T:2282) 日本ハム 3540 -95 -3.61
(T:6954) ファナック 21290 -95 -3.61
(T:4452) 花王 6848 -39 -1.48
(T:4021) 日産化 3705 -30 -1.14
(T:6762) TDK 7240 -30 -1.14
(T:6902) デンソー 4630 -28 -1.06
(T:4063) 信越化 9930 -26 -0.99
(T:9735) セコム 8522 -26 -0.99
(T:2002) 日清粉G 1891 -25 -0.95
(T:9766) コナミHD 6340 -20 -0.76
(T:7735) スクリン 7870 -100 -0.76
(T:2502) アサヒ 4372 -15 -0.57
(T:2871) ニチレイ 3350 -30 -0.57
(T:8801) 三井不 2674.5 -15 -0.57
(T:7269) スズキ 5203 -14 -0.53
(T:6113) アマダHD 1254 -13 -0.49
(T:1332) 日水 682 -9 -0.34
(T:8252) 丸井G 1709 -9 -0.34
(T:7205) 日野自 1219 -9 -0.34