[東京 13日 ロイター] - 松野博一官房長官は13日午前の記者会見で、米国、英国、オーストラリア3カ国の安全保障枠組み「AUKUS(オーカス)」に日本が参加を「打診された事実はない」と述べた。
産経新聞は、複数の政府関係者の話として、米英豪それぞれが非公式に日本のAUKUS参加を打診していると報道した。
米国務省は11日、上海領事館の緊急業務に関わらない職員に退避を命じた。
松野長官は、同市で中国当局がコロナ対応として厳しい外出制限措置などを実施をしており、「経済活動にも影響が出ていると承知をしている」とした上で、「日本政府としては、現時点で在上海日本国総領事館の館員の撤収などの検討は何らしていない」と述べた。引き続き状況を注視する考えという。