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荻原工業---1Qは降雪の影響などで合成樹脂加工製品の一部販売が苦戦するも、利益面では増益確保

発行済 2017-03-14 08:38
更新済 2017-03-14 09:00
荻原工業---1Qは降雪の影響などで合成樹脂加工製品の一部販売が苦戦するも、利益面では増益確保
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荻原工業 (T:7856)は3月13日、2017年10月期第1四半期(2016年11月~2017年1月期)決算を発表した。
売上高が前年同期比9.4%減の53.96億円、営業利益が同3.3%増の7.68億円、経常利益が同2.1%増の7.72億円、親会社の所有者に帰属する当期利益が同4.6%増の5.29億円と減収ながら増益となった。



合成樹脂加工製品事業においては、国内向け人工芝原糸販売や粘着テープ基材、フレコン袋、国内向けコンクリート補強繊維、海外向けメルタッククロス、ラミクロスが堅調に推移した。
しかし、降雪の影響で建設工事等の停滞が見られ農業資材全般、国内向けシート全般及び土嚢が低調に推移した。
更に、海外向けコンクリート補強繊維も低調だった。
同事業における売上高は前年同期比5.7%の減少となったが、原材料の最適調達と固定費削減により利益面は堅調に推移している。


機械製品事業においては、主力製品であるスリッター関連機器の販売が堅調に推移している。
海外向けでは中国、韓国向けに光学系特殊機及び電池系特殊機が順調に推移した。
しかし、海外向け軟包装系汎用スリッターは、東南アジア及び中国共に低調な動きになった。


2017年3月期通期の業績予想は、売上高が前期比2.3%増の230.00億円、営業利益が同2.0%増の26.00億円、経常利益が同3.0%増の26.00億円、親会社の所有者に帰属する当期利益が同3.0%減の18.00億円とする期初計画を据え置いている。



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