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米交通当局、カメラ式モニター搭載車の走行試験へ

発行済 2019-08-29 07:27
更新済 2019-08-30 07:28
米交通当局、カメラ式モニター搭載車の走行試験へ

[ワシントン 27日 ロイター] - 米運輸省道路交通安全局(NHTSA)は27日、従来型のバックミラーの代わりにカメラ式モニターシステムを搭載した自動車の走行試験を計画していると発表した。

カメラ式モニター技術は日本と欧州で既に承認されている。NHTSAは新旧それぞれの装置を備えた自動車について、運転手の行動や車線変更の様子を検証する試験を行う計画で、パブリックコメントも募集する。

米ゼネラル・モーターズ(GM) (N:GM)やトヨタ自動車 (T:7203)、米テスラ (O:TSLA)が加盟する米国自動車工業会(AAM)は2014年3月、NHTSAにカメラ式モニターシステムの利用許可を求めて陳情。独ダイムラー (DE:DAIGn)も15年、大型トラックでカメラ式の利用を認めるよう求めていた。

NHTSAは昨年の報告書で、この問題をまだ検討中だと説明していた。試験はまず乗用車について集中的に行い、後に大型車に移る計画だ。

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