[東京 12日 ロイター] - 東芝 (T:6502)は12日、東芝プラントシステム (T:1983)、西芝電機 (T:6591)、ニューフレアテクノロジー (T:6256)など上場子会社について、完全子会社化の選択肢を含め協議していることを明らかにした。
東芝は従来から上場子会社のあり方を議論しているが、現時点で具体的に決定している事実はないと説明している。
共同通信は11日、東芝が上場子会社の完全子会社化を進めて親子上場の解消に乗り出す方向で検討に入り、東芝プラントシステムや西芝電機が候補などと報じた。
時事通信も12日、東芝プラントシステム、西芝電機のほか、ニューフレアテクノロジーも完全子会社化の検討対象であると報道した。
時事通信は、東芝テック (T:6588)も上場子会社だが、東芝は海外投資家から資本政策をただす意見が寄せられていることも考慮し、東芝テックを除く3社を念頭に完全子会社化の選択肢を含めて検討していると伝えている。
東芝は12日、発行済み株式の約5.4%・2600万株の自社株消却を決議した。消却予定日は11月19日。
*内容を追加しました。 OLJPTEC Reuters Japan Online Report Technology News 20191111T152109+0000