🏃 ブラックフライデーセールを早く利用して、最大55%引きでInvestingProを今すぐ!特別セールを請求する

仏競争委、米アップルのプライバシー保護機能を擁護

発行済 2021-03-18 02:10
更新済 2021-03-18 02:18
© Reuters. 仏競争委、米アップルのプライバシー保護機能を擁護

[パリ 17日 ロイター] - フランス競争委員会のイザベル・ドシルバ委員長は17日、米アップルが導入予定のプライバシー保護機能を巡る広告業界からの停止要請を退けた。ただアップルが自社の製品やサービスを不当に優遇しているかどうかについて調査を続けるとした。

ユーザーはアップルの新機能「App Tracking Transparency」により、さまざまなアプリの利用状況を広告主が追跡することを阻止できる。

広告団体のIABフランスとMMAF、SRI、UDECAMは昨年、新機能でも、アップルが自社の基本ソフト(OS)「iOS」ユーザーの事前同意を得ずに的を絞った広告を送ることができると競争委員会に訴えていた。

© Reuters. 仏競争委、米アップルのプライバシー保護機能を擁護

ドシルバ委員長は、フランスのデータ保護機関「情報処理・自由全国委員会」(CNIL)と協力して機能停止要請の拒否を決めたと表明。オンライン広告の環境が複雑な中、アップルが導入したポップアップ画面がユーザーの役に立つとし、ポップアップ画面は欧州連合(EU)の一般データ保護規則(GDPR)に沿って、明確で公正な形で表示されると述べた。競争委員会の調査官はアップルの機能を停止することを推奨したものの、ドシルバ氏は、GDPRが判断を大きく左右したと説明した。

一方、競争委員会は引き続き、アップルが自社の製品やサービスを優遇しているかどうかについて調査をすると明らかにした。遅くても来年の早い段階までに判断を下すという。

アップル新機能の問題を提起していた団体側は、競争委員会の判断が期待外れだったとする一方、アップルへの調査は歓迎すると述べた。

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます