[2日 ロイター] - オンライン百科事典「ウィキペディア」のロシア語版は1日、ロシアのウクライナ侵攻に関する記事を巡り、ロシア当局からサイト停止の警告を受けたと明らかにした。
ロシア通信監督当局からの通知の写真をツイッターに投稿。「ロシアのウクライナ侵攻(2022)」という見出しの記事について、検察当局がサイトの停止を警告したと書かれている。
「ロシア軍兵士や子どもを含むウクライナ民間人に多数の死傷者との報告」とする記載が「違法に拡散された情報」だと指摘している。
国連人権弁務官事務所(OHCHR)は1日、ロシアのウクライナ侵攻開始以降、子ども13人を含む少なくとも136人の民間人が死亡したと発表した。
ロシアは軍の死傷者数を公表していないが、ウクライナ政府軍に比べて死者数は大幅に少ないとしている。