[モスクワ 13日 ロイター] - ロシア政府は国内エレクトロニクス産業の主要問題点として外国技術への依存や深刻な人員不足などを認識していると、露紙コメルサントが産業貿易省の文書を引用して報じた。
文書では、ロシアの技術レベルが世界水準から10─15年遅れていることや国内の部品生産コストが高いことなども指摘されている。
産業貿易省は、生産能力の拡大や開発支援に向けた研究促進などを提案。2030年までにエレクトロニクス産業をほぼゼロから創出し、国外のアーキテクチャーを採用せずに電子機器を設計することを目指すとしている。