[11日 ロイター] - 米ツイッターは11日、アカウントが利用者本人のものであることを示す「認証済みバッジ」を有料提供する新サービス「ツイッターブルー」への登録を一時停止した。偽アカウントの急増が背景にある。一方、先日撤回したばかりの「公式」ラベルを一部のアカウントで復活させた。
認証済みバッジはこれまで、政治家や有名タレントなど著名人のアカウントにのみ付与されていたが、今週導入された新サービスでは、8ドルを支払えば一般の利用者もバッジを取得できることになっていた。
複数のユーザーは11日、サービスに申し込むためのオプションが消えていると報告。関係者はロイターに対して、新サービスは停止されたと述べた。
ロイターはツイッターにコメントを求めたが現時点で応答はない。
ツイッターは「なりすましに対抗するため、一部のアカウントに『公式』ラベルを追加した」としている。公式ラベルは9日に導入されたが、マスク氏がそのわずか数時間後に撤回していた。