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米FBI、ランサムウエア「Hive」にサイバー攻撃 監視下に

発行済 2023-01-27 02:55
更新済 2023-01-27 03:01
© Reuters. 米連邦捜査局(FBI)などの米当局は26日、ランサムウエア(身代金要求型ウイルス)「Hive(ハイブ)」を利用して世界中の企業などに攻撃を仕掛けていたグループに対するサイ

© Reuters. 米連邦捜査局(FBI)などの米当局は26日、ランサムウエア(身代金要求型ウイルス)「Hive(ハイブ)」を利用して世界中の企業などに攻撃を仕掛けていたグループに対するサイバー攻撃を行い、監視下に置いたと発表した。2021年10月撮影(2023年 ロイター/Carlo Allegri)

[ワシントン 26日 ロイター] - 米連邦捜査局(FBI)などの米当局は26日、ランサムウエア(身代金要求型ウイルス)「Hive(ハイブ)」を利用して世界中の企業などに攻撃を仕掛けていたグループに対するサイバー攻撃を行い、監視下に置いたと発表した。

司法省のガーランド長官とモナコ副長官、およびFBIのレイ長官は共同声明で、政府のハッカーがHiveのネットワークに侵入し、監視下に置くと同時に、データを解除するためのデジタルキーを盗み出したと表明。モナコ副長官は記者団に対し「われわれは合法的な手段で、ハッカーに対するハッキング行為を行った」と述べた。

FBIは昨年11月、Hiveに関連するサイバー犯罪で世界で1300社を超える企業が被害を受け、身代金の支払い額は約1億ドルに達していると警告。この日の声明で、標的となった組織の数は1500に増えていたとし、今回の措置で約1億3000万ドルの身代金支払いが阻止されたと明らかにした。

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