[メキシコ市 27日 ロイター] - メキシコのロペスオブラドール大統領は27日、政府が中国系短編動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」の使用を禁止しないと明言した。米国では安全保障上の懸念から禁止の可能性が浮上している。
大統領は定例記者会見でTikTokについて質問され、「完全な自由」を確約すると述べた。
中国外務省はこの日、米国はTikTokが国家の安全保障を脅かしている根拠を提示していないとの見解を示した。
カナダは先月、プライバシーとセキュリティー上の懸念を理由に政府支給の端末からTikTokを削除するよう指示。他の諸国や組織でも禁止の動きが相次いでいる。