[東京 3日 ロイター] - 日本政府と欧州連合(EU)は3日、デジタル分野の閣僚級会合を開き、経済安全保障上の重要性が増す海底ケーブルや半導体などで協力することを盛り込んだ共同声明をまとめた。
会合には欧州委員会で産業政策などを担当するティエリー・ブルトン委員、河野太郎デジタル相、松本剛明総務相らが参加した。
国際通信の99%以上を占める海底ケーブルについて協力の覚書を結び、安全で信頼できる多様なルートを確保するほか、障害が起きた場合に備えたバックアップの必要性などを確認した。人工知能(AI)活用のルール作りを議論していくことでも一致した。
半導体の協力については4日に覚書を締結する。