[ロンドン 4日 ロイター] - 英政府は4日、11月1─2日に開催する人工知能(AI)安全サミットの目標を設定した。AIがもたらすリスクを理解し、国内および国際的な枠組みを支援する方策に焦点を当てる。
「最も強力なAIシステムによって生じるリスクや著しく増大するリスク」を中心に議論するという。
各国や国際機関がAI導入とそれに伴う関連規制を巡る合意を目指す中、サミットはテクノロジー業界幹部、学者、政治指導者らが一堂に会する場となる。
スナク首相は、AI関連規制で世界を主導する役割を英国が担うとアピールしている。
主要7カ国(G7)首脳は5月に広島市で開催した会議で、AIのガバナンスが必要との認識を示し、「広島AIプロセス」として担当閣僚に議論させることで合意した。