アプリックス (T:3727):152円(+5円)
大幅に3日続伸。
水処理システム「HARPS」がウクライナ最大の浄水器メーカーEcosoftに採用され、同国に展開するガソリンスタンドOKKOに設置されたウォータースタンドのモニタリングを開始したと発表している。
また、同システムが携帯電話回線に対応したことも明らかにした。
HARPSは、インターネット経由で浄水器のフィルターの利用状況、交換時期や水の利用量をモニタリングするサービス。
Jフロント (T:3086):1302円(-82円)
大幅反落。
前日に第3四半期決算を発表している。
累計営業利益は339億円で前年同期比10.6%減益、9-11月期は同13.8%減の96億円と、6-8月期に続いて2ケタの減益となった。
事業利益を見ると、3-5月期が同11.7%増、6-8月期が同1.8%増、9-11月期が同15%減となり、四半期ごとに悪化している。
関西の自然災害による売上減少などの影響が大きいが、通期業績計画の下振れ懸念の強まりなどをマイナス視へ。
関ペイント (T:4613):2119円(-40円)
反落。
大和証券では投資判断を「2」から「3」に格下げ、目標株価も3200円から2300円に引き下げている。
新興国における事業拡大での成長戦略は、奏功するまでに時間がかかるとの見方。
強みを持つインドは今後も市場の拡大と共に成長を続けようが、アフリカや中国、トルコの事業環境は厳しく、まだ楽観できる状況にはないとしている。
今期業績は会社側下方修正値も未達になると予想している。
BBタワー (T:3776):292円(+28円)
大幅に続伸。
18年12月期の営業損益を従来予想の7.00億円の赤字から5.50億円の赤字(前期実績0.80億円の赤字)に、純損益を0.10億円の黒字から0.95億円の黒字(同3.30億円の赤字)にそれぞれ上方修正した。
子会社株式評価損、データセンターサービス設備やクラウド・ソリューション設備などの減損損失で特別損失を計上する一方、沖縄ケーブルネットワーク(那覇市)のグループ入りに伴い、利益が拡大する見通し。
レーザーテック (T:6920):2783円(+57円)
大幅続伸。
上半期業績予想の上方修正を前日に発表している。
営業利益は従来予想の33億円から45億円に増額、一部製品の売上計上時期の前倒し、為替の円安効果などが背景になっているようだ。
通期予想は据え置いているものの、第1四半期に続く大幅増益決算を受けて、あらためて製造装置業界内での相対的に良好な業績動向を見直す動きが強まっている。
DCM (T:3050):1143円(+49円)
大幅続伸で年初来高値。
前日に第3四半期の決算を発表している。
累計営業利益は184億円で前年同期比5.9%増益、上半期の同3.8%減から増益に転じている。
天候に恵まれたことで、園芸用品・塗料などが好調に推移したもよう。
また、発行済み株式数の0.75%に当たる100万株、12億円を上限とする自社株買いの実施も発表、取得期間は12月28日から19年1月31日までとしており、需給改善期待なども強まる展開になっている。
DWTI (T:4576):566円(+63円)
大幅に5日続伸。
18年12月期の営業損益を従来予想の8.30-8.00億円の赤字から7.85-7.45億円の赤字(前期実績6.33億円の赤字)に上方修正している。
研究開発費などの費用削減の効果から、損失が計画に比べて縮小する見込み。
また、連結子会社に係る固定資産の減損損失を特別損失に計上した。
純損益は従来予想の7.60-7.30億円の赤字から7.50-7.10億円の赤字(前期実績15.63億円の赤字)に引き上げた。
ニトリHD (T:9843):13765円(-475円)
大幅反落。
前日に決算を発表、第3四半期累計営業利益は780億円で前年同期比10.8%増益となった。
先の観測報道数値790億円前後を下回っているほか、9-11月期は221億円で同0.6%減と減益に転じている。
広告宣伝費などが市場見通しと比較して上振れたもよう。
足元での円高傾向は追い風との期待感もあっただけに、想定外の収益失速をマイナス視する動きが優勢に。