10日の米国市場では、NYダウが6.58ドル高の26157.16、ナスダック総合指数が54.97pt高の7964.24と上げたが、シカゴ日経225先物は大阪比55円安の21645円と小幅安。
11日早朝の為替は1ドル=110円90銭台と、10日大引け時点に比べて小幅に円高。
本日の東京市場は米国でのハイテク株高を追い風に、前日に売られた東エレク (T:8035)やSUMCO (T:3436)といった半導体関連株を中心に反発が予想される。
ただ、円相場の強含みからトヨタ (T:7203)をはじめとする自動車株は上値が重くなろう。
オプション4月限の特別清算指数(SQ)を明日12日に控えており、指数絡みの売買でファーストリテ (T:9983)など日経平均の高構成比銘柄が上下いずれかに急動意を見せる可能性がある点にも留意したい。
一方、強気の投資判断や目標株価の引き上げが観測されたテルモ (T:4543)、TOTO (T:5332)、島津製 (T:7701)、日立ハイテク (T:8036)、東電力HD (T:9501)などに注目。