[チューリヒ 14日 ロイター] - スイス政府は14日、2019年の財政収支は28億スイスフラン(28億8000万ドル)の黒字になるとの予想を示した。
連邦税を中心とする税収増が見込まれるほか、移動体通信周波数入札と、競争当局が銀行に課した制裁金による収入が予想される一方、支出が予想を下回る見込みであることから、黒字幅は当初予想の2倍の見通しとなった。
政府は6月、2020年予算の草案を提出。ここでは、来年行われる税制・年金改革の影響を考慮した上で、6億スイスフランの黒字が見込まれていた。