[ランペドゥーサ 20日 ロイター] - スペインの非政府組織(NGO)の救助船「オープン・アームズ」に乗っていた100人近くの移民が20日夜、イタリアのランペドゥーサ島に下船した。
イタリア検察が救助船の押収と乗船者の下船を命じた。
オープン・アームズは欧州に向かう主にアフリカからの移民をリビア沖で救助したが、イタリアが港への停泊を拒否したため、3週間近く海上で待機していた。NGO側は、船上の移民は疲弊しており早急に保護する必要があると訴えていた。
イタリアはアフリカから欧州への移民受け入れで過剰な負担を強いられたとして、移民の入国を巡り強硬路線をとっている。