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他の国も「イスラム国」と戦う必要=米大統領

発行済 2019-08-22 12:00
© Reuters. 他の国も「イスラム国」と戦う必要=米大統領

[ワシントン 21日 ロイター] - トランプ米大統領は21日、他の国も過激派組織「イスラム国(IS)」と戦う必要があるとの考えを示し、ロシア、パキスタン、イラク、イランなどを例に挙げた。

ホワイトハウスで記者団に対し、「ある時点でロシア、アフガニスタン、イラン、イラク、トルコなどは戦わなければならなくなる」と述べた。その後、インドも関与するべきとの見解を示した。

トランプ氏は「ISがいるこうした国々はすべて、戦う必要がある」とし、米国はアフガニスタンでの戦闘に「さらに19年」を費やすことを望んでいないと語った。

ISを巡っては、ポンペオ国務長官が前日、攻撃能力は大幅に低下しているものの、一部地域で勢力を拡大させているとの認識を示した。

国務省は20日、米国が確認したISの指導者3人の居場所特定につながる情報に最大500万ドルの報奨金を提供する方針も示した。

トランプ大統領はホワイトハウスで記者団に対し、勾留されているIS戦闘員の身柄を欧州諸国が引き受けなければ、米国はドイツやフランスなど、こうした戦闘員が元にいた国に送り返さざるを得なくなるとも述べた。

トランプ氏は「われわれは現在、数千人のIS戦闘員を拘束していおり、欧州は引き取るべきだ。欧州が引き取らなければ、ドイツやフランスなど彼らが元にいた国に送り返すしかない」とし、「米国は(キューバの)グアンタナモ(米海軍基地収容施設)に彼らを収容してそのコストを支払うことはしない」と指摘した。

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米国が支援するシリア民主軍(SDF)は女性や子供を含む数千人を拘束、同国北東部の施設に収容している。

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