[ワシントン 21日 ロイター] - トランプ米大統領は21日、銃購入者のバックグランドチェックを巡る抜け穴をふさぐことを目指すと言明した。銃規制を巡る姿勢を反転させたとして、民主党から批判の声が上がったことを受けた動き。
トランプ大統領は記者団に対し、銃による死者数を公衆衛生緊急事態と見なすとし、精神的疾患を抱える人々に銃が渡らないようにすべきとの考えを改めて表明した。
大統領は前日、最近発生した一連の銃乱射事件を受け、政府が有意な銃規制の策定に向けて、民主党と協議を行っていることを明らかにしたものの、議会関係者は、下級レベルでの協議にとどまり、全般的に非生産的な内容だと述べた。