[国連 21日 ロイター] - ロシアと中国は国連安全保障理事会に対し、米政府の中距離ミサイル開発・配備計画を巡り、22日に会合を開催するよう求めた。ロイターが資料を入手した。
ロシアと中国の両政府は「国際平和と安全に対する脅威」という議題の下で加盟15カ国を招集するよう求めたほか、軍縮担当上級代表の中満泉事務次長による説明を要求した。
米国防総省は19日、地上発射型の中距離巡航ミサイルの発射試験をカリフォルニア州サンニコラス島で18日に行い、500キロ以上先の標的に命中したと発表。米国は旧ソ連と1987年に締結した中距離核戦力(INF)廃棄条約を正式に離脱してから初となる発射試験を実施した。 OLJPWORLD Reuters Japan Online Report World News 20190821T213058+0000