[世宗(韓国) 23日 ロイター] - 韓国の洪楠基(ホン・ナムギ)企画財政相は23日、同国経済に対するリスクの増大を踏まえ、来年度予算案は9.2%の歳出増を計画していると明らかにした。
同相は記者向けブリーフィングで、歳出規模を約513兆ウォン(4235億ドル)にする方向で検討を進めていると明らかにした。景気の下振れリスクと長期的な財政状況を考慮に入れたという。9.2%は今年度の補正予算を除外した場合の増加率。
政府は来月初旬までに国会に予算案を提出する見通し。
洪氏はまた、政府が前日に日本との軍事情報包括保護協定(GSOMIA)の破棄を決定したことについて、両国による貿易問題の打開が困難になる可能性があるとの見方を示した。