[ビアリッツ(フランス) 26日 ロイター] - トランプ米大統領は26日、気候変動に関する質問に対し、エネルギーに基づく米国の資産を理想論などで危険にさらすつもりはないと述べた。
トランプ大統領は気候変動に対する自身の見方を問われた際、記者団に対し「米国には膨大な資産が足元にあり、私はその資産に息吹を与えた。米国は今では世界トップのエネルギー産出国であり、間もなく圧倒的なものになる」と指摘。理想論などのためにその資産を失うつもりはないと述べた。
一方で、「多くの人は理解していないが、私は環境主義者である」と主張。不動産開発業務の一環としてこれまでの大統領よりも多くの環境影響評価報告書を作成したとし、「大抵の人よりも環境に関する知識がある」と語った。
トランプ大統領は同日行われた主要7カ国(G7)の気候変動に関する会合を欠席した。
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