[ロンドン 28日 ロイター] - ジョンソン英首相は28日、議会開会にあたり行われるエリザベス女王の演説を10月14日に設定する方針を示した。また、自身の欧州連合(EU)離脱計画を議会に阻まれないよう模索しているとの説を否定した。
ジョンソン首相はテレビのインタビューで「国内の政策課題を進める必要があり、10月14日の女王演説を発表するのもそのためだ」と述べた。
ブレグジット(英国のEU離脱)を巡る審議と採決のための時間を与えられていないという批判が議員から出ていることについて、ジョンソン氏は「それはまったく真実ではない。われわれがやっているのは、新たな立法プログラムの推進だ」と述べた。
さらに「10月17日の(EU)首脳会議まで双方に十分な時間があり、議会でブレグジットなどを審議する時間は十分ある」と強調した。