[ロンドン 29日 ロイター] - 英国のジョンソン首相は29日、欧州連合(EU)と合意した離脱協定案を修正すべく、来月EU側と週2回のペースで協議する方針を示した。
ジョンソン氏はEUとの合意がなくても10月末に離脱すると主張している。また、これまで英議会が何度も否決した離脱協定案について、アイルランドとの厳格な国境管理を避けるための安全策(バックストップ)を協定案から削除することを求めている。
ジョンソン氏は「ここ数週間のEU首脳陣との話し合いで、バックストップの代替案に関してEU側から協議に前向きな姿勢がみられたことは心強いが、協議のペースをあげる時が来た」と述べ、10月31日の離脱時に協定案が合意できている可能性を残すため、より頻繁に会合を持つことが必要だとの考えを示した。
英政府は、いくつかの主要分野で英国とEUの間に依然として意見の隔たりがあるが、解決策を見つけるために双方とも前向きに努力する姿勢を示している、と説明した。
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