[ロンドン 7日 ロイター] - ラッド英雇用・年金相は7日、ジョンソン首相の欧州連合(EU)離脱方針に抗議して辞任した。与党・保守党からも離党する。
ラッド氏は、合意なき離脱を阻止する野党に協力した保守党議員21人が除名されたことについて「良識と民主主義に対する攻撃だ」と非難。首相に提出した辞表で「合意ある離脱が政府の主要な目標とは思えなくなった」と表明した。
ラッド氏は元内相。EU離脱の是非を問う2016年の国民投票ではEU残留に賛成票を投じた。
サンデー・タイムズ紙によると、少なくとも6人の閣僚がラッド氏に共鳴しており、少なくとも1人が辞任を検討している。 OLJPWORLD Reuters Japan Online Report World News 20190908T134122+0000