[モスクワ/キエフ 7日 ロイター] - ロシアとウクライナは7日、双方の拘束者各35人を交換した。慎重な関係修復交渉の結果と受け止められており、2014年のクリミア半島編入以来冷え込んでいる両国関係の雪解けにつながることが期待されている。
長い協議の末、釈放されたロシア人拘束者を乗せたロシア機がモスクワに、ウクライナ人拘束者を乗せたウクライナ機がキエフに、それぞれ到着した。
釈放されたウクライナ人の中には、昨年クリミア半島沖でロシアが拿捕した艦船の乗組員ら24人と、映画監督のオレグ・センツォフ氏が含まれている。
一方、ロシア人拘束者には、2014年にウクライナ東部で発生したマレーシア航空機撃墜事件への関与が疑われている容疑者の1人のほか、拘束者のペットのネコも含まれていたという。