[ニューヨーク 8日 ロイター] - テニスの四大大会最終戦、全米オープンは8日、ニューヨークで男子シングルス決勝を行い、第2シードのラファエル・ナダル(33、スペイン)が同大会4回目の優勝を果たした。
ナダルは、第5シードのダニル・メドベージェフ(23、ロシア)に7─5、6─3、5─7、4─6、6─4で勝利。四大大会通算19勝とし、歴代最多ロジャー・フェデラー(スイス)との差をあと1勝に縮めた。
約5時間にもわたる熱戦を制したナダルは、「素晴らしい決勝で、私のテニスのキャリアのなかで最も感動的な夜のひとつとなった」とコメント。「今夜、みなさんはなぜ彼がすでに世界ランク4位なのかを目の当たりにした。試合のリズムを変えた彼の戦い方は、ただただ素晴らしかった」と、メドベージェフに称賛の言葉を贈った。