[ウィーン 10日 ロイター] - 米国は10日、イランが国際原子力機関(IAEA)の核査察に全面的に協力していないことは容認できないと表明しつつも、イラン政府との「包括的合意」に向けた協議には引き続き前向きだとした。
米国は声明で、イランが核物質や核活動などを巡りIAEAに十分に協力していないことは「深刻な疑念」につながるとし、「イランがIAEAの懸念に対応してないことは容認できない」とした。
同時に、米国は適切とされる時期に、何ら前提条件を設けることなくイランと協議することにオープンと言明した。