[ベルリン 11日 ロイター] - 中国の呉懇駐ドイツ大使は11日、マース独外相が香港の民主活動家黄之鋒(ジョシュア・ウォン)氏と面会したことについて、対中関係を損なうと懸念を示した。
面会を受け、中国外務省は駐北京ドイツ公使を呼び、抗議したという。ドイツ外務省をこれを認めた。
ウォン氏は9日、独紙ビルド主催のベルリンでのイベントでマース外相と面会。ウォン氏は9日夕方にベルリンに到着。その際、「自由な選挙のための戦いを続ける」方針を示していた。
呉大使は「今回起きたことは、不幸にも二国間関係に否定的な結果をもたらすと言わざるを得ず、中国側も反応する必要がある」と述べた。