[ナッソー(バハマ) 11日 ロイター] - バハマ当局は11日、ハリケーン「ドリアン」の襲来から1週間以上が経過したが、なお2500人ほどの行方が分かっていないと明らかにした。
当局は国外に逃げた人や避難所で生活している被災者の記録をまだ点検しておらず、実際の行方不明者数はこの数字よりも少ない可能性がある。
ミニス首相はテレビ演説で、ハリケーンによる死者数は50人だが、いまだに行方が分からない人がかなりの数に上るため、今後も大幅に増える見通しだと述べた。その上で死者数については把握でき次第、適宜公表する考えを示した。
ドリアンは1日にバハマを直撃。当時の勢力は5段階分類で「カテゴリー5」と最強だった。