[ワシントン 13日 ロイター] - 米海軍第7艦隊は13日、イージス駆逐艦「ウェイン・E・マイヤー」が同日、南シナ海の西沙(英語名パラセル)諸島の周辺海域を航行したと明らかにした。
第7艦隊の報道官は「内水や領海、排他的経済水域(EEZ)、大陸棚において中国は国際法の枠を超えた領有権を主張している」とした上で、そうした主張に対抗するため、航行を行ったと述べた。
中国人民解放軍は声明で、米艦船が中国政府の許可なく西沙諸島付近の海域に進入したと認め、「中国は南シナ海の島々と周辺海域において疑いようのない領有権を保持している。外国の海軍や空軍がいかに挑発しようともこの事実は変えられない」と主張した。
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