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英、EU離脱巡る2回目の国民投票実施は選択肢=キャメロン元首相

発行済 2019-09-14 07:06
更新済 2019-09-14 07:11
英、EU離脱巡る2回目の国民投票実施は選択肢=キャメロン元首相

[ロンドン 13日 ロイター] - 英国のキャメロン元首相は英紙タイムズのインタビューに対し、欧州連合(EU)離脱の是非を問う2回目の国民投票の実施が必要になる可能性があると述べた。

保守党のキャメロン氏は2010─16年の在任中にEU離脱の是非を問う国民投票の実施を決定。16年に実施された国民投票で離脱が52%の票数で決定されたことを受け、投票翌日に辞任した。

キャメロン氏は自伝「フォー・ザ・レコード(For the Record)」の出版に当たり辞任後初めてのインタビューに応じ、条件などで合意しないままEUを離脱することは追求するべきではなく、2回目の国民投票を実施することが事態打開に向けた選択肢になる可能性があると指摘。「2回目の国民投票が実施されるのか、また実施するべきなのかについては分からない。ただ膠着状態を脱するための方法を模索する必要はある」と述べた。

ジョンソン現首相はEUと合意が得られなかったとしても10月31日付で離脱する姿勢を崩していないが、議会はジョンソン氏が提出した早期総選挙の動議を2回にわたり否決するなど事態は混迷。キャメロン氏は今後の展開について強く懸念しているとしながらも、現在の事態の発端となった16年の国民投票については、EUとの関係を再交渉するために実施する必要があったと述べた。

(※原文記事など関連情報は画面右側にある「関連コンテンツ」メニューからご覧ください) OLJPWORLD Reuters Japan Online Report World News 20190913T220535+0000

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