[ドバイ 14日 ロイター] - イランのザンギャネ石油相は14日、米国が制裁を解除すれば、原油生産の最大化政策を導入するとの意向を示した。イラン石油省が運営するシャナ通信が伝えた。
ザンギャネ石油相は「(米国による)イラン石油産業への制裁が緩和された際には、生産最大化がイラン石油省の政策になる」と語った。
米国は昨年、イランと欧米など6カ国が2015年に締結した核合意から離脱、対イラン制裁を再開した。イランから石油を輸入する国々にも制裁を科すとしたため、イランの石油輸出は80%以上減少した。
ザンギャネ石油相は「わが国の石油産業は生きており、活動している。米国による制裁はイランの石油輸出をとめられない」と強調した。 OLJPWORLD Reuters Japan Online Report World News 20190915T235331+0000