[アンカラ 17日 ロイター] - ロシアのノバク・エネルギー相は16日遅く、この日の原油価格の急騰について、サウジ石油施設への攻撃後のリスクを反映したもので予想されていたと述べた。
訪問先のアンカラからモスクワに戻る機上で記者団に語った。サウジ施設への攻撃を受け、原油価格は約30年ぶりの大幅上昇となった。
ノバク氏は「石油価格は不透明感とリスクを織り込むもので、誰もが16日の上昇を予想していた。今後市場はサウジからの情報を踏まえ、状況に反応するだろう」と述べた。
また、シリア情勢を巡るロシア・トルコ・イランの3カ国協議で多忙だったためサウジのエネルギー相とは協議していないものの、現在調整していることを明らかにした。