[シンガポール 26日 ロイター] - 国際エネルギー機関(IEA)のビロル事務局長は26日、今年は液化天然ガス(LNG)への投資が過去最大の500億ドルに達するとの見通しを示した。
アジアでは工業部門が最大のLNGけん引役となっている。また中国は今後5年間で日本を抜いて世界最大のLNG輸入国になるとみられている。
ビロル事務局長は、LNGの産出国と消費国の閣僚や企業、国際機関などが集まり東京で開かれている年次の「LNG産消会議」に出席。
その席で、「(最終的に決まった投資計画が)今年は初めて500億ドルに達し、すでに最高記録を更新している」と指摘。「最大の成長は中国で、5年以内に世界のLNG需要の約3分の1が中国単独で占められるようになる」と述べた。