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トランプ政権、偽情報使って元駐ウクライナ大使を個人攻撃=民主党

発行済 2019-10-03 10:57
更新済 2019-10-03 11:00
トランプ政権、偽情報使って元駐ウクライナ大使を個人攻撃=民主党

[ワシントン 2日 ロイター] - 米野党民主党は2日、国務省の監察官が議会委員会の事務方に配布した資料を引き合いに出し、トランプ政権が「プロパガンダや偽情報」を使い、5月に解任されたヨバノビッチ元駐ウクライナ大使を個人攻撃していたとの見方を示した。

ヨバノビッチ氏は、トランプ氏への忠誠心を欠いていると大統領側近らから非難を受け、任期終了前に解任されている。ウクライナを巡っては、トランプ大統領が来年の米大統領選を有利に運ぶために民主党の有力候補であるバイデン前副大統領の調査を求めて同国政府に圧力をかけた疑惑が浮上。民主党が多数派を占める下院はトランプ氏弾劾に向けた調査を開始している。

民主党によると、国務省監察官のスティーブ・リニック氏は8つの議会委員会の事務担当スタッフとの会議を臨時で開催し、多数の資料を配布。同会議に出席した唯一の議員である民主党のジェイミー・ラスキン議員は「プロパガンダや偽情報に関する資料群をわれわれは入手した」と述べた上で、資料の出元や配布された経緯が不明なままだと語った。

ロイターは、資料の一部を撮影した写真を閲覧し、ヨバノビッチ氏について根拠のない陰謀説を訴える内容であることを確認した。

リニック氏との会議に出席した複数の関係者によると、国務省はそれらの資料を今春に受け取り、リニック氏が米連邦捜査(FBI)に渡したという。

下院の情報特別、外交、監視の3委員会の委員長が出した声明によると、資料は「ホワイトハウス」と記された封筒の中に入っていた。「大統領個人の政治的利益のために、大統領とその側近らが国務省の権限を利用したとの懸念を強めるものだ」とした。

資料を撮影した写真によると、ヨバノビッチ氏の大使就任には民主党の献金者である資産家ジョージ・ソロス氏の力が働いたとの説が一部に記されている。トランプ氏の側近らはこの説を唱えてきたが、信ぴょう性は低いと指摘されている。

「ヨバノビッチ氏が解任されるまで、同氏に対してはソロス氏が大統領や国務長官と同等あるいはそれ以上の影響力を持つことになる」と書かれている。

上院外交委員会の民主党トップ、メネンデス議員は資料は「元駐ウクライナ米大使やトランプ氏の政敵の1人に関し、だいぶ前に虚偽であることが証明されている説や偽情報を含んでいる」ようだと批判。ポンペオ国務長官がどのように関与したのかについても説明を求めた。

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