[アテネ 5日 ロイター] - ポンペオ米国務長官は5日、トランプ大統領の弾劾調査に関連して下院委員会が提出を求めている文書について、国務省が初期の対応を取ったと明らかにした。
下院外交委員会は9月27日、ポンペオ国務長官に対し、ウクライナ政府との連絡文書の提出を求める召喚状を出した。
ポンペオ国務長官はギリシャでの記者会見で「国務省は昨夜、議会に書簡を送った。これは文書の提出要請に対する初期の対応だ。われわれは法律で義務付けられていること全てを当然行う」と説明。書簡の内容には触れなかった。
下院外交委員会の当局者は5日、ロイターに宛てた声明文の中で、「(ポンペオ国務長官は)召喚状が求める文書提出期限を守らなかった」としつつ、国務省が調査を行っている3委員会と連絡を取ったことを確認。「われわれは国務省が遅滞なく協力することを望む」とした。