[バルセロナ 15日 ロイター] - スペイン北東部カタルーニャ州の独立を問う住民投票を2017年に強行したとして、同国最高裁から13年の禁固刑を言い渡されたジュンケラス前州副首相は、ロイターとの書面インタビューに応じ、独立を問う新たな住民投票の実施は避けられないとの認識を示した。
ジュンケラス氏は判決後初のインタビューで、2017年の住民投票を実施したことを後悔していないとし「この戦いが投票箱を通じて解決されると確信している。遅かれ早かれ住民投票は避けられないと確信している。そうでなければ、どのように市民に発言権を与えることができるだろう」と述べた。
スペイン最高裁は14日、カタルーニャ自治州の独立派指導者9人に9─13年の禁固刑を言い渡した。ジュンケラス氏は最長の13年の禁固刑を言い渡された。[nL3N26Z3OQ]
同氏は、禁固刑を言い渡された指導者が、欧州人権裁判所への上訴を計画していることも明らかにした。
同氏は「我々はあきらめず、今後も進み続ける。投獄と亡命で我々は強くなり、民主主義への深い信念はさらに強まる」と述べた。