[ソウル 16日 ロイター] - 朝鮮中央通信社(KCNA)は16日、金正恩朝鮮労働党委員長が白馬に乗り同国で聖地とされる白頭山に登る写真を公開し、金氏に同行した側近が「金氏が雄大な作戦」を計画していることを確信したと報じた。
「作戦」が何を意味していかは不明だが、金氏は過去にも国政の節目に白頭山を訪れており、今後の動向が注目される。
米ミドルベリー国際大学院の北朝鮮専門家、ジュシュア・ポラック氏は「挑戦を象徴する行動」と指摘。何ら明確ではないとしつつも、北朝鮮が制裁緩和に向けた動きを止め、2020年に新たな政策を打ち出す下地を整えている可能性があるとの認識を示した。
専門家によると、米国本土に到達可能な大陸間弾道ミサイル(ICBM)の試験を再開する可能性があるという。