[マドリード 17日 ロイター] - 17日付スペイン・ムンド紙に掲載された調査会社シグマ・ドスの世論調査では、11月の再選挙を控えて第1党である社会労働党の支持率が低下し、右派も左派も過半数を獲得できない見通しであることが分かった。
社会労働党のペドロ・サンチェス党首は9月、急進左派政党・ポデモス連合(UP)との連立政権樹立を拒否して11月10日の再選挙を発表。調査では、社会労働党が再び第一党となる見通しだが、定数350のうち獲得できるのは122議席で、4月に行われた前回選挙の123議席を下回る見通しとなっている。
ポデモスは、前回の42議席から33議席となる見通し。
一方、保守派の国民党(PP)は66議席から98議席へと大幅に増やす予想となった。
極右のボックスは24議席から34議席に増やし、第3党に躍進する見通し。
中道右派のシウダダノスは、57議席から19議席へと大幅な減少が予想されている。