[バンコク 22日 ロイター] - タイのウッタマ財務相は政府が22日の閣議で総額58億バーツ(1億9136万ドル)相当の追加景気刺激策を承認したと明らかにした。これにより経済成長率は目標の3%近くになるとの予想を示した。
ウッタマ財務相は、「われわれは(景気刺激を)試みており、そのためこれらの追加措置を打ち出している。このような世界の経済環境においては3%の成長目標達成を目指す」と述べた。
タイは8月も10億ドル規模の景気刺激策を打ち出している。
今回の刺激策では、20億バーツ相当の消費推進策、26億バーツ相当の不動産譲渡手数料の軽減、12億バーツ相当の政府系住宅銀行による低金利融資を盛り込んだ。 OLJPWORLD Reuters Japan Online Report World News 20191023T005822+0000