[北京 25日 ロイター] - 中国税関総署のデータによると、9月の米国からの大豆輸入は173万トンと、前年同月の13万2248トンから急増した。
前月の168万トンとの比較でも3%増加した。
米中貿易戦争が緩和した局面で輸入が増加した。
中国政府は昨年7月、米国産大豆などに25%の報復関税を課したが、今年に入り米国との通商交渉で誠意を見せるため、報復関税を免除した。
国別では、ブラジル産大豆の輸入が最も多く、9月の輸入量は479万トン。前年同月は759万トン、前月は668万トンだった。
9月の全体の大豆輸入量は減少。アフリカ豚コレラの感染拡大で豚が殺処分され、大豆かすの需要が減った。
農業農村省によると、9月の豚の飼育数は前年同月比41.1%減だった。